kurikuripontaの雑記ブログ

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新型コロナウイルスの妊娠中の方への影響

年末年始辺りから新型コロナウイルスが流行ってきています!

 

咳をする人を気にする人のイラスト

ニュースなどでは高齢者や持病がある方は重症化しやすいので注意しましょうと言われているのをよく聞きますが、妊婦はあまり話題に上がらず。。

妊婦への影響は?って気になりますよね(>_<)

 

実は私も今妊娠中なのでとても不安です。遂に私が住んでいる市でも感染者が出てしまい、日に日に不安が増していっています(>_<)

 

影響が自分だけなら良いんですが、赤ちゃんに何かあったらと考えると怖いです(ノ_<)

まだ分かっていないことが多いウイルスなので、自分なりに色々調べてみました。

その調べたことを書いていこうと思います(^-^)

 

目次

 

1. 感染発症したら出る症状

 厚生労働省によると新型コロナウイルスに感染し発症すると次のような症状が出ると言われています。

新型コロナウイルスに感染した人は、ほとんどが無症状ないし軽症であり、既に回復している人もいます。
 国内の症例を分析すると、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いです。
 しかしながら、一部の症例は、人工呼吸器など集中治療を要する、重篤な肺炎症状を呈しており、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。現時点までの調査では、高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高いと考えられます。

www.mhlw.go.jp

 

症状としては、発熱や呼吸器症状(咳や胸の圧迫感など)、倦怠感が多いようです。

倦怠感が普通の風邪と比較すると非常に強いと言われています。

 

また、『高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高いと考えられます』と書いてありますが、妊婦は非妊娠時と比較すると免疫力が低下しているので、妊婦も重症化するリスクが高いと思われます。

 

新型コロナウイルスの感染が疑われる症状がある場合、帰国者・接触者相談センターに相談するように言われていますが、妊婦は念のため早めに相談するように言われています。

次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

(妊婦の方へ)
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センターに御相談ください。

www.mhlw.go.jp

 

2.  感染経路

厚生労働省によると、感染経路は飛沫感染接触感染の2つと言われています。

現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

 

国内の感染状況を見ても、空気感染は起きていないと考えられるものの、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する等の一定の環境下であれば、咳やくしゃみ等がなくても感染を拡大させるリスクがあります。

www.mhlw.go.jp

 

今のところ空気感染はしていないと考えられていますが、換気の悪い閉鎖空間で近距離で会話することはリスクがあるようです。

 

3. 妊婦への影響

もし妊婦が感染した場合、どうなるのでしょうか?

 一般的に、妊娠中に肺炎を起こした場合、妊娠していない時に比べて重症化する可能性があります。そのため、
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日以上続く場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
には、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。
また、胎児への影響については不明ですが、現時点で胎児障害の報告はありません。

www.mhlw.go.jp

 

 妊婦は子宮が大きくなる程横隔膜が上に圧迫され感染していなくても呼吸がしにくくなるので、肺炎を起こした場合重症化する可能性があるようです。

胎児への影響は不明で、現時点で胎児障害の報告はないようです。

 

では、もし感染しても胎児は大丈夫と言い切れるのかというとそうでは無いのです!

胎児障害の報告が無いと言っても『今のところ』であり、また症例数はまだまだ少なく未知の部分が多いためです。

 

仮にPCR検査してもらえて感染していることが分かっても、妊婦は投与できる薬も限られています。やはり、感染しないように予防が大切となってきます!

 

4. 予防するには?

では、感染を予防するにはどうしたら良いのでしょうか?(*'ω'*) 

感染経路は飛沫感染接触感染の2つなので、これを防止できれば感染しないと考えられます。

 

  • マスクをする

飛沫感染は感染者の飛沫を介しての感染なので、飛沫感染を防ぐには感染者がマスクをすることが最も効果的です。

 

一般的なマスクは飛沫を受け止めてもウイルスは素通りするので、予防には効果が無いという人もいます。しかし、マスクをすることにより無意識に鼻や口を触ることを予防しウイルスが体内に入ることを阻止できます。また、直接感染者の飛沫を浴びずに済むので一定の効果はあると考えます。

 

今はマスクが品切れで手に入りにくい状態ですが、自治体によっては妊婦にマスクを配布している自治体もあります。自分が住んでいる自治体のホームページをチェックしてみましょう(*'▽')

 

  • 手指や共用部分を消毒する

接触感染を防ぐには、こまめな手洗いやアルコールでの手指消毒が必要です。

 

手洗いのタイミングは、帰宅後、料理を作る前、食事を摂る前、トイレの後、汚染された物を触った後などが良いと思います。また、無意識のうちに汚染された物を触っていることもあるので、定期的に手洗いしましょう。

 

私は手洗いしすぎて、手が荒れてきました(+_+)感染するよりかはマシなので、ハンドクリームを塗りながら手洗いをしっかり継続しています。

 

こまめな手洗いをしていてもドアの取っ手などの共用部分が汚染されていたら意味がないので、自宅の共用部分の消毒を1日1-2回行いましょう!

 

私はアルコールを含ませたティッシュで共用部分の消毒をしていますが、アルコールが無いという方は次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)の濃度が0.05%になるようにした物でも代用できます。

 

電車のつり革などの公共の物の共用部分は自分で消毒しようがないので、なるべく触らないようにします。もし触ってしまったら、手洗いをするまではその手で鼻や口の粘膜を触らないようにしましょう。

 

  • 免疫力を高める

もし感染してしまっても軽症で済むように免疫力を高めましょう。

そのために、しっかり睡眠時間を確保し、しっかり栄養を摂りましょう(*'▽')

 

妊娠していると悪阻で偏食になり特定の物しか食べられなくなったりするので、その時は無理に食べる必要は無いと思います。食べようとしても無理ですし(体験済み)。

悪阻が落ち着いたらバランスを考えて色々な食材を食べられると良いですね(/・ω・)/

 

  • 人込みを避ける

感染者を避けるという意味で人込みを避けることも大事です。

人込みの中には感染している方がいる場合もあるので、不要不急の外出は控えましょう!

 

また、人込みを避けるという意味で可能なら産休に早く入るというのも良いかと思います。

私は病院で働いているのですが、2月に入ってから新型コロナウイルス感染を疑うような症状の患者さんが日に日に増えていました。マスク、手指消毒をしっかりして仕事をしていましたが、それでもやっぱり心配だったので上司に相談して予定より1か月早く産休を頂きました。

通勤で使う電車も満員電車で不安だったので、本当に有難かったです。

 

  • 同居人にも協力してもらう

盲点なのが同居人です!

自分がいくら気を付けていても、同居人が自宅にウイルスを持ち込んでしまうと感染してしまう可能性が非常に高いです。

赤ちゃんを守るためにも協力してもらいましょう( `ー´)ノ

 

 

予防することが何より大事となってきます。 

できることから一つずつ確実にやっていきましょう!(^^)!

 

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