kurikuripontaの雑記ブログ

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管理栄養士の就職先と実際に働いてみて

管理栄養士の就職先は多岐に渡ります!

 

私は病院やクリニック、老人福祉施設を経営していた法人に勤めていたことがあり、その法人内で色々な場所へ異動したため経験年数の割に数多くの職場で働いてきました😃

 

今回はそんな経験から働いてみて実際どうだったのか、内情をお伝えしていこうと思います!

 

※私個人の感想であり、また事業所ごとに違いがあるので一概にそうだとは言えません😳

 

栄養士のイラスト

 

目次

 

1. 様々な就職先

管理栄養士は1つの施設に大人数の配置はされませんが、働く場所は多岐に渡ります😀

 

病院

クリニック

高齢者施設

保育所

委託給食会社

歯医者

学校

社員食堂

保健所

スポーツクラブ

エステサロン

スポーツ栄養士

食品会社

カフェ経営

料理研究家

 

などでしょうか😀

この中から、実際に私が働いたことがある施設について詳しくお伝えしていきます!

 

2. 働いてみた感想

①急性期総合病院

1番忙しく大変な職場です!でも、その分やりがいはありますしかなり成長できるので、若い内に病院を経験することをお勧めします😄

 

献立を立てたり配膳の点検をする給食管理は勿論、最近は管理栄養士もガンガン病棟に上がります。

 

カンファレンスに参加したり、他の職種の方と一緒に回診したり、患者さん向けの教室を開いたり、栄養状態が悪い患者さんのところに個別に訪問したり。。

 

回診はNST(nutrition support team)以外にも褥瘡回診や嚥下回診など色々あります。

勿論、栄養指導もしますよ(^o^)/

 

管理栄養士それぞれがPHSを持っていて、医師や看護師からの食事や経腸栄養剤の相談の電話対応もあります。

 

病院は入院患者さんがいるので仕事に明確な終わりが無いのが大変なんです。時間関係なく緊急入院はあるので、その都度食事の準備が必要だったり、どの食種が良いのかなど救急室からPHSに相談の電話がかかってきたりします。 

 

今思い返してみても、本当に忙しかったですが確実に成長しましたね!お昼ご飯食べながら電子カルテの入力したりしてました🤣毎日残業当たり前です!

 

※病院は急性期になるほど忙しくなります。患者さんの入れ替わりも激しいです。慢性期病院だと患者さんの入れ替わりがあまり無く急性期程忙しくないです。

 

②介護老人保健施設(老健)、有料老人ホーム

高齢者施設は病院と比べるとのんびり仕事ができます😄

食事の種類は病院程多くないですし、回診とか栄養指導も無いです^ - ^お昼休みもちゃんと取れました!

 

頑張れば定時上がりできる日もありました😀

 

ただ、夏祭りで露店を出すなどイベントの前は準備が大変で夜遅くまで残業していました(/・ω・)/

 

③透析専門クリニック、糖尿病・内分泌専門クリニック

両方とも外来のみのクリニックだったので、比較的のんびり仕事できました。

 

医療系の職場ですが、病院と違いほぼ定時で帰れます!ただ、受付ギリギリに患者さんが沢山来てしまうと1時間弱残業になってしまいます。

 

透析クリニック老健と同じ法人のクリニックだったので、仕事の合間に栄養指導しに行っていました。基本的に週3回患者さんが透析するために来院されるので患者さんのメンバーは固定です。

 

透析コントロールが悪い方を対象に月2回まで栄養指導を行います。患者さんとじっくり向き合いたい方には良いかと思います😄

また食事提供のサービスをしているクリニックでは、食事の献立作成や衛生管理の仕事も加わってきます。

 

糖尿病・内分泌クリニックは、糖尿病と甲状腺の患者さんが大半です。たまに風邪の方も来られます。

栄養指導を1日2〜3件しつつ、他の時間は受付をしたり診察補助をします。

診察補助を通して診察中の会話を聞くことができるので、病態の知識だけでなく薬の知識も自然と覚えることができます😊

 

3. 栄養士の方は

管理栄養士でなく栄養士の場合、給食施設に就職する場合が多いです。

 

直営か委託かどちらに就職するか迷われるかと思いますが、絶対に直営が良いと思います!!

 

委託の方が求人数が多くすんなり内定を貰えますが、ここは直営狙いで頑張って欲しいです!

 

直営も委託もどちらの栄養士も近くで見てきましたが、直営の方が待遇が良いです。委託だと直営の下請けなので、どうしても待遇が悪くなってしまいます。

 

それに直営の場合、国試に受かって管理栄養士になれたら雇い先が一緒なのでそのまま管理栄養士に役職を上げてくれる場合が多く、給食管理だけでなく臨床などその他の仕事もできるようになります😆

 

これが委託だと管理栄養士になれて仕事の幅が広がっても、給食管理の仕事しかできません。給食管理以外の仕事をしたかったら、一度委託会社をやめて就活し直しになります😵

 

4. 就活のポイント?

就活のポイントという程のことでは無いのですが、病院で働いている時の栄養科長が

 

「どうしてもここで働きたい!っていう熱意がある子が良い!」

 

と言っていたのが印象的でした😀

 

最終的に誰にするのかを決めるのは科長だったのですが、私達にもあの子どう思った?とか印象を聞いていたので、面接以外での態度もチェックされていると思っておいた方が良いと思います( *`ω´)

 

どこに就職したら良いか分からないという場合は、まずは病院に就職することをお勧めします!病院が1番専門性が高い職場なので、病院で3年間経験積めばどこでも転職できますよ😆

 

5. コネが大事なことも!

再就職のため仕事を探していた時、コネも大事なんだなぁと感じることがありました。

 

学生の頃から仲良くしている友達と遊んだ時に近況報告として仕事を探していることを言ったら、

 

公式に求人を出している訳では無いけど、病院経験者ならすぐにでも来て欲しいと上司が言っている

 

という情報をくれたのです!

 

結局他に受けていたところで内定を貰ったのでそこでは働いていないのですが、コネって大事なんだなぁと思った出来事でした😳

 

管理栄養士は1つの施設に何十人も必要では無く1人1人の重要性が高いので、どんな人なのかが分かっている人の方が採用側も取りやすいのだと思います🤔

 

似たような話だと、臨地実習でお世話になった先で気に入って貰えた結果そこの施設に就職したという話も聞いたことがあります!

 

実習から就活が始まっていると思うと、実習にも力が入りますね!

 

6. 一旦離職しても再就職できる

資格職の強みは何と言っても就職のしやすさだと思います!

 

私は結婚を機に1度退職し1年半程ブランクがありましたが、希望通りの職場に再就職することができました^_^

 

大量に求人がある看護師さんに比べると求人数は少ないですが、それでも経験をしっかり積んでいれば(3年間くらい)大丈夫かと思われます!

 

特に病院関係だと栄養指導の経験があるかどうかが鍵になります😄

 

あまりブランクが長過ぎる場合は条件が良い職場や情報のアップデートが激しい医療系は難しいかもしれませんが、選り好みしなければ再就職できるかと思います😃

 

1年間限定であることが多いですが産休代理の求人は応募する人が少ないので、どうしても働きたいジャンルがある場合は産休代理で経験を積んで契約期間が切れたらまた就活するのも一つの手です😊

 

7. まとめ

就職先が多岐に渡るので、自分の興味がある分野をはっきりさせて就職した方が仕事のやりがいに繋がります!

何をしたいか分からないという方は、多方面に渡って経営している法人に就職して色々な職場を経験しじっくり見極めていけば良いかと思います😃

 

 

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